片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.02.21

756号 予算委(2月19日)での私の質問(その一)

 219日(火)の参院予算委の基本的質疑において、「日本維新の会」を代表して、質問をしました。その大要は、次のとおりです。

 ①   まず首相に第2次安倍政権スタートに対する祝意を述べ、第1次政権では私は参院自民党幹事長としてお仕えした。第1次政権は多くの成果を挙げたけれども、後半失速し参院選で大敗、ご自身は辞任、国会は本格的な「ねじれ」となった。しかし昨年9月の自民党総裁選で見事にカムバック、12月の総選挙で大勝し政権復帰、前例のない再登板となった。この総括と2次政権のめざすものを示して欲しい。

 ② アベノミクスは成功し、冠に固有名詞を付けた経済政策が内外で評価されているのはご同慶の至りだ。モスクワのG20でもアベノミクスが論議されたが、各国に理解されたのか。株高はともかく円安がこれ以上続くのは問題で、原油、食料などの価格上昇で、物価だけが2%上がったという結果にならないことを望む。

 ③ 7月の参院選までは無難な安全運転に徹するというのは、安倍首相らしくなく、やや姑息だ。集団的自衛権の行使、普天間基地移設、TPP交渉開始等で首相が真意を示さないと、オバマ大統領との首脳会談が実りのないものになる恐れがある。

 ④ 日銀総裁・副総裁人事については、アベノミクスを支持しているマーケットの期待を裏切らない人事が良い。3人をチームとしてバランスをとるのがベターだ。また、与党少数の参院での賛同をどうやって得るのか。

 ⑤ 本年度補正予算案を来年度予算案と併せて「15月予算」と称しているが、間違いだ。2月末の成立では、地方が中心の補助事業など1割も執行できないと聞く。補正、当初と予算を分けたので、手間が大変なうえに財政規律も緩んでしまった。

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