片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2013.01.29

749号 私を囲む新年会(1月26日)での挨拶

 恒例の私を囲む新年会が、岡山市で126日(土)午前11時半から午後1時まで開催されたのは既報の通りです。そこで私は、大要次の通り挨拶をしました。

 ① 年末の衆院総選挙で、自民、公明両党が大勝、両党は33か月ぶりに政権に復帰した。この選挙結果は、自公両党が勝ったと言うより民主党が敗けたと言うのが正しい。「日本維新の会」など第3極も善戦したが、いくつかに割れたため勝ち切れなかったのは残念だ。

 ② この勝利で、自公両党は衆院議席の3分の2以上を確保したものの、参院では依然として242分の102に過ぎず、欠員分を除いても過半数には16議席不足する。従って「ねじれ国会」は変わらず、ここ数国会の与野党の姿勢では「決められない政治」「動かない国会」が継続する可能性が強い。

 ③ もしそうだとすれば、政党や政治家がバカにされるだけでなくわが国の政治そのものが国民に見離され、国際的信用も低下する。そろそろこの辺で与野党が反省し、国家、国民に必須とされる政策については、お互いの垣根を越えて合意形成を図り、推進する仕組みをつくることが必要だ。わが党がこの国会に臨む基本的姿勢を是々非々主義としている所以もそこにある。

 ④ 安倍首相は口先だけといえ、株高、円安をもたらし景気回復を図りつつあるという評価で出足好調だが、予算、施策等でフォローしないと長続きはしない。そのための補正予算案や来年度予算案が通常国会で論議されることになるが、「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」の3本の矢のなかで、最も重要なのは言うまでもなく「成長戦略」で、是非ともこれを成功させなければならない。

ページトップへ