片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.01.18

746号 通常国会28日召集、その見通しは

 通常国会の日程が固まって来ました。召集は今月28日、同日中に衆参両院で首相の所信表明演説を行い、それに対する本会議での代表質問が30日から21日まで3日間、通常の日程で両院で行われます。

 31日には緊急経済対策を盛り込んだ本年度補正予算案を国会に提出、24日に補正予算に関する財務相の財政演説が両院であり、56日両日それに対する両院本会議での代表質問が行われる予定です。これから先は、政府・与党の希望でしょうが、7日から衆院予算委で補正予算案の審議入りをし、12日に衆院通過、13日に参院予算委で審議入り、15日頃成立という見通しです。

 そして、本命の来年度予算案は、閣議決定は129日、補正予算案の審議が先行しますので、国会提出は2月末となります。3月初旬、衆参両院で首相の施政方針演説など政府4演説が行われ、これまた3日間、衆参両院本会議での代表質問が行われます。一国会で、所信表明演説と施政方針演説の両方が行われるのは異例ですが、安倍首相の強い意向のようですし、首相との論戦の機会が増えることは、野党にも異論はない筈です。

 来年度予算案の衆院予算委での審議入りは3月上旬、衆院通過は3月末、参院予算委での審議を経て成立するのは5月の連休前後と見込まれます。とすれば、当然に来年度は暫定予算が必要となり、これを3月末までに成立させなければならないことになります。通常国会150日の会期のうち、約100日が予算審議に費やされる異常な国会となりますが、参院選までは安全運転を目指す安倍政権にも日銀総裁人事案件などもあり、どういう展開になるのか誰も判りません。

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