片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2012.12.18

737号 TBS・総選挙特番での私の意見

 1216日、TBSの特番・「乱!総選挙2012」に出演しました。午後1110分から午前230分までの長丁場でしたが、私の意見の大要は次のとおりです。

 ① 投票終了とともに早々と自民の圧勝、民主の惨敗、維新などの健闘の傾向が出、自公で23を超えることが明かとなった。選挙戦に熱気なく、投票率も戦後最低のなか、この結果は意外だが、このところ衆院選の結果が大きくブレている(前々回は自民が296、前回は民主が308、今回は自民が294)。これは現行選挙制度の欠陥であり、有権者の「勝ち馬」に乗りたがる心理もあるのではないか。

 ② これだけ勝てば、政権の枠組みは自公連立のままだろうが、わが党は是々非々主義で政策が一致するものには協力する。しかし、自公では参院では少数、「ねじれ」は解消しない、参院では政策毎のパーシャル連合を組まざるを得ないと思われる。

 ③ 憲法改正で「国防軍」と自民が言ったのは単に言葉の問題で、自衛隊は外向きには「軍」、内向きには軍でなく特別の実力組織という二枚舌を改めるということだ、しかし、言う人と言うタイミングで誤解される。憲法改正は、発案が衆参で23という現行規定を12に改めることから始めるべきだろう。

 ④ 経済対策は、最も緊急を要する。わが党も自民と同じ認識で、一層の金融緩和のため日銀法の改正も視野に入れているが、金融だけでは不十分、財政出動や規制緩和・新規参入、投資減税など、あらゆる政策手段を動員することが正しい。

 ⑤ TPPについては、わが党は、交渉参加はO.K.だが国益に反すれば当然に撤退する。ただし、その前に情報開示と国民的議論は必須の要件で、農業関係者の渋々でも事前の同意を得ることが必要だ。

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