片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2012.11.13

728号 NHK・「日曜討論」(11月11日)での私の意見

 1111日(日)午前、NHK・「日曜討論」に出演し、私は、他の8党の国対委員長(いずれも衆院議員でした)と討論しました。その大要は次のとおりです。

 ① 赤字国債発行法案の重要性、とくに成立が遅れて予算執行が抑制されているため国民生活、地方財政等へ影響が出て批判が強く、早急な成立が必要なことは各党とも認識しているが、国会開会が10月末で審議促進の環境整備もしない与党の責任が各党から厳しく追及されました。私は、もともとこの法案は予算案と一体の日切れ法案だったのに、政局のための人質法案とする昨今のあり方は間違いで、今後は与野党の良識による早急な処理が必要と申し上げました。

 ② 一票の格差是正の「05減法案」の成立には、各党ともそれ程異論がないものの、定数是正を絡めることには賛否両論があり、総選挙は区割りの変更、周知期間の終了後との意見もありました。私は、「たちあがれ日本」は衆は中選挙区制、参は全国比例とブロック比例のダブル制を主張しているが、定数是正や選挙制度改革は結局は権威ある第三者に任せるしかないと思うと提言しました。

 ③ 予算委員会は衆院では行われるが、参院ではまだ決まっていない。本会議の代表質問はセレモニーに過ぎない。予算委は首相も出、TVも入る総括委員会なので、国民はここで国政を知り判断できる、したがって、今国会も全ての課題について予算委で十分な審議を盡くすべきだと主張しました。

 ④ 解散・総選挙のムードは高まっているけれども、解散権のある首相は明言しない。しかし、今の「死に体政権」がこれ以上続くことは許されない。野党は太陽作戦をとりながら、年内の解散・総選挙に追い込むべきだと強調しました。

ページトップへ