片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2012.07.06

692号 野田首相の増税発言について

 野田首相の消費増税にかかる発言を、民主党代表選の立候補時からざっと調べてみました。最初は消費増税など一言も言わなかったのに、次のように表現が次第にエスカレートして行ったことがよく判ります。財務省の洗脳とは言いませんが。

 ①代表選立候補政見(H23.8.29)―「(行政改革などを全力でやってもそれでも)お金が足りないときは、国民にご負担をお願いすることもあるかもしれません」

 ②総理所信表明演説(H23.9.13)―「(歳出削減、増収の道と合わせて)将来世代に迷惑をかけないために更なる国民負担をお願いする歳入改革の道。こうした三つの道を同時に展望しながら歩む、厳しい道のりです」

 ③衆院代表質問答弁(H23.9.14,15)―「社会保障と税の一体改革は、どの内閣でも先送りできない課題」「仮に消費税率の引き上げをお願いするときには、その結論を得て実施する際には国民に信を問う、この方針に変更はございません」

 G20サミット・カンヌ(H23.11.3)―「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引上げるなどの方針を定めた税と社会保障の一体改革案を具体化する」「(関連法案を)2011年度内に国会に提出する」

 ⑤記者会見(H23.11.26)―「(年度内の法案提出は)不退転の決意だ」

 ⑥年頭記者会見(H24.1.4)―「(法案は)ネバー・ネバー・ネバー・ギブアップ」

 ⑦日本アカデメイア主催・総理との交流会(H24.3.24)―「不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けてこの問題を前進をし、この国会中に成立をさせる」

 ⑧民主党代議士会(H24.6.26)―「一致結束して力を合わせて、法案の衆院通過に向けてご賛同を賜るよう、心から、心から、心からお願い申し上げる」

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