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2012.06.26
689号 NHK・日曜討論(6月24日)での私の意見
「“消費税政局”延長国会にどう臨むか」をテーマとしたNHK・「日曜討論」に24日出演し、大要次のような意見を申し上げました。
①まず、6月26日の衆院採決の是非については、与党と自公両党は賛成、他の野党は反対でした。私は、3党合意で一体改革関連法案の内容が相当に変わったことは事実だが、22日に審議入りし3日間は審議できる。採決日が21日からずるずる延びているのは良くない、もう採決する潮どきだ。後の十分な審議は参院に任せた方がよい、そうでなければ「決められない政治」になると指摘しました。
②政府・与党の混乱は、どちらもどちらの醜態だと思う。小沢グループも意見集約のあり方に問題があるとしても、党として結論が出たことには従うのが民主主義のルールだし、執行部側もマニフェストで「する」と言ったことはせず、「しない」と言ったことはする、では党の自殺行為だがそれにケジメもつけていない、両方とも国民の理解は得られないのではないかと疑問を呈しました。
③参院審議について。私は、参院の審議時間は衆院の「7がけ」(0.7)という慣行があるが、今回は3党合意が土壇場で加わったこともあり、衆院と同程度の時間が必要だ、衆院で政党間で話ができた法案の参院審議は難しい面があるとしても、しかし、「良識の府」「再議の府」にふさわしい充実した審議にしたいと強調しました。
④延長国会の残る重要法案の一つ、赤字国債発行法案を野党が例年、人質とすることは好ましくないけれども、一方与党が、財政構造改革やムダな歳出削減に極めて意欲が乏しいことは遺憾だ。また、選挙制度改革法案については、少なくとも1票の格差是正は先行して実現すべきだと提案しました。
2016.07.09
2016.06.29
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