片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2012.03.30

665号 NHK予算案審議(3月29日)での私の質問

329日に、総務委では日切れ法案を採決した後、平成24年度NHK予算案の審議を行い、全会一致で承認しました。その際の私の質問は、大要次のとおりです。

①まず、冒頭に土経営委員長が就任して約1年になったことから、その感想を聞きましたが、思ったよりNHKに対し厳しい意見でした。松本会長には、昨年の大震災発生以来NHKの全チャンネルを挙げ、インターネットも活用しての精力的な報道を続けたことを褒め、これからの復興についても、その推進、加速を図るため効果的な報道で支援するよう要望しました。

②次に、辛口の注文を二つ。NHK人事に関するコンプライアンスで若干の疑義が取沙汰されている件は、堂々とオープンに手続きを踏み、疑義を早急に解消することを要請、また昨年8月の戦争特集番組の1つが放送直前に取りやめ、差替えになった件については、再調査をし総務委に報告するよう要求しました。

③受信料還元問題、とくに10%値下げは、経営委員会と会長・執行部との確執にもなったが、平成2426年度経営計画において7%引き下げ、3%は全額免除の拡大等で決着した。私は、必ずしも値下げだけが正しいとは思わない、NHKらしい多様できめの細かい番組の充実や新企画も併せて考えるべきだと指摘しました。

④受信料の支払い率は平成22年度で72%60%台からは脱却したものの、目標とする80%にははるかに遠く、当面の75%にも仲々達しない、努力しても11%しか向上しないとはどういうことか。未払いの固定化も言われており、本気で法的な義務化を検討する必要があると提案し、また、徴収コストも11%台で推移、総額も増えている状況は改善して欲しいと付け加えました。

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