片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2012.02.20

654号 NHK・日曜討論(2月19日)での私の意見

219日のNHK・日曜討論は、島田・NHK解説委員による司会のもと8党の政策責任者により行われましたが、その際の私の発言概要は次のとおりです。

まず、討論は在日米軍再編に関する日米合意から始まりました。私は普天間基地移設との切り離しによる先行は、米国の事情を含めやむを得ないとしても、普天間の固定化は断じて避けなければならないし、真に沖縄の負担軽減につながるよう、スムーズに協議を妥結することが必要だと強調、それにしては野田首相の沖縄訪問は遅過ぎるし、防衛相に不適任人事が相次ぐことは問題だと指摘しました。

そもそも、この問題の混迷は、鳩山元首相の普天間基地の移転先は「国外、最低でも県外」という発言から始まったのにかかわらず、寡聞にしてその発言が民主党政権によって正式に取消され、沖縄県民等に謝罪、釈明がされたという話は聞かない、野田首相はそれから始めるべきでないか。また、抑止力の維持については、日本は自らできることは肩代わる意欲を持つべきだと強調しました。

米中二強時代や米中接近が囁かれるなか、改めて日本の立ち位置が問われるのは当然で、日米同盟にはグローバルな新たな視点が求められるとともに、難しい日中関係にどう戦略的互恵関係を構築するのかを問いました。

一体改革の閣議決定は一歩前進、それに基づく消費増税法案の早急な提出と、来年提出という新年金制度法案の概要を明らかにし、消費増税に絡む「身を切る努力」と「景気好転」をいつまでにどうするのか具体的なロードマップを示すことを要求しました。また、日銀のインフレ・ターゲット1%は、異例であることは判るもののインパクトに欠ける、せめて欧米並みの2%とすべきだったと注文しました。

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