メールマガジン
2011.12.20
637号 「サタずば」(12月17日)での私の意見
12月17日(土)の「みのもんたのサタデーずばッと」に出演したのは既報のとおりです。各党代表が質問ごとにYes/Noを答えてから、コメンテーター2人を含めて議論を戦わせる、時々行われる方式でした。
最初の質問は、前日の夕方、野田首相が発表した東電・福島第一原発の事故収束、第2ステップ終了の記者会見についてでした。実態の詳細が不明で評定も決まらないままの今回の発表は、各党とも圧倒的にNOの意見です。
実質的な最初の質問は、2010年代半ばに消費税を10%に引き上げることの是非ですが、私は、民主、自民両党などとともに、社会保障の今後や財政再建を考えるとYESとせざるを得ないけれども、「いま」上げることにはNOだと申し上げました。デフレが続き、異常な円高の中、「身を切る努力」もせずに、国民に負担だけを押し付けることが出来ないのは当然だからです。
「身を切る努力」の代表として、国会議員定数削減と国家公務員給与2割カットがあります。共産、社民両党を除くすべての政党は強弱の差はあってもYES、自民、公明両党などは、地方公務員給与も同様にすべきだとの主張です。私とみんなの党は、議員宿舎と公務員住宅を全廃し、民間借り上げを提案しました。
次に、橋下維新の会との関係は、各党は現時点では党の考え方もまとまらず各人の好みもあってバラバラなものの、連携に意欲的なのはみんなの党、国民新党などで、他の党は大阪都構想もまだ判らないからということで白紙、中立のようでした。私は、地方自治の立場から国政に注文を突きつけている点に限れば、個人的には評価できると述べておきました。
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