片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.12.16

636号 「日テレNEWS24」での私の意見

私は、15日夜、「日テレNEWS24」の討論番組「闘論」に8党代表の1人として出演し、今年1年の反省と来年の課題を中心に次のように述べました。

①まず、今年1年をふり返って実現できず悔やまれる政策課題として、「大震災の復旧、復興の大幅な遅延」を挙げ、その理由は民主党政権の対応がスピード感なく後手、後手となったうえ、不手際が続き、予算だけは3次までで積み上がったものの執行が大幅に遅れ、本格復興になっていないことを指摘しました。

さらに、阪神淡路大震災時のように、早々に専任の責任大臣を決め、権限と情報を集中、官僚組織も全力で補佐したのと異なり、菅首相は動き回って口を出し過ぎ、会議や本部のみ多くて司令塔がなく、一方、官僚体制は誤れる政治主導によって当初は極めて非効率、非協力であったこと等に原因があると付言しました。

②次に、来年の最も重要な政策課題としては、「格差是正、定数削減での解散・総選挙」である、何故なら、政権交代以降3人目の首相であり、マニフェストは実行できないのに、新たに消費増税やTPP参加等を提案、政権に正統性がないのみならず国民に不信感が強まっている以上、直近の民意を問うことは不可欠だからです。

そして、衆参ともに1年半後に任期が来ることを含め選挙前には、最高裁がいう一票の格差是正を実現するとともに、各党が公約して来た国会議員定数削減をしっかりと実行する必要があると申し上げました。

③来年のもう一つの大きな課題は、社会保障と税の一体改革です。野田首相は消費増税の先頭に立つと公言していますが、増税の前には、身を切る努力、少なくとも議員定数削減と国家公務員給与2割カットは避けて通れないと私は考えます。

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