片山とらのすけ

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2011.12.12

トラさん日記2011.12.11

○　本日も晴れ。昨日と同じく、風もなく、暖かく、良い天気でした。

　在宅して、読書、書きものなど。午後3時過ぎより、ウォーキング。外苑東通りを行き、荒木町、四谷三丁目から曙橋へといういつものコースです。街は人波が行き交う、歳末風景となって来ました。

　TVで、サッカーのFIFAクラブ・ワールドカップを観戦。日本でJリーグチャンピオンとなったばかりの柏レイソルが、メキシコの強豪モンテレイにPK戦にまでもつれ込んで勝ち、準決勝に進出したのには感心しました。柏レイソルはとにかく動きが速くて生きが良い、勢いに乗っている感じです。見ているうちにサッカーが段々と面白くなって来ました。

○　11月13日に野田首相がAPECで、日本のTPPへの交渉参加の協議入りを表明して以降の米国の反応を見ると、一応は歓迎しながらも国論二分、相当難しいものがあるようです。

　考えてみれば、日米両国は日米構造協議など長い貿易交渉の歴史でお互いの手の内を知り盡くしていると言ってよいでしょう。したがって、今さら交渉云々でなく、日本がこれまでの障壁を取り除くと明確に約束しない限り、交渉参加を認めるべきでないというのが多数説です。とくに、連邦議会や自動車業界にはその意向が強く、それを受けてUSTRが「牛肉の市場開放」「自動車市場への参入」「郵政・保険・共済事業の民営化」を強調していると思われます。

　野田政権がこの状況下で何もせず、米国の出方待ちをしているだけでは、事態はいささかの進展もしないことを知る必要があります。

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