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2011.11.18
628号 予算委(11月16日)での私の質問
11月16日開催の予算委(基本的質疑)で、私はわが会派を代表して質問に立ちましたが、その要旨は次のとおりです。
①野田首相も就任以来2か月半、メディアとのハネムーンもそろそろ終わりだが、10月12日中曽根元首相を訪問、長期政権への激励とアドバイスを受けたと聞く、その真相はどうか。戦後の長期政権は長い順に佐藤、吉田、小泉、中曽根の4氏だが、「低姿勢」「妥協ありき」「実直」な人はいない。むしろ、「傲慢」「ワンマン」「独断専行」「変人」と言われながら、大きな政治テーマで健闘、成功した、所感如何。
②今回のTPP問題に対する首相の対応は決定を与党に丸投げ、自らは発信力、指導力を発揮せず国会でも意思表明しないまま、国論2分の状況でホノルルでの態度表明となった、国民世論の8~9割は首相の説明不足と断じているし、極めて遺憾だ。
③日米発表が喰い違い、「全ての物品、サービスを貿易自由化のテーブルに乗せる」と言った、言わないの問題は、首相は否定しながらも米政府に抗議せず、米側も了解しながら訂正しないことは、どちらも全体の中で都合の良いところを取っての出来レースで不正直。とりわけ、米国は意図的に既成事実をつくるつもりだし、首相を窮地に立たせることも厭わない点は「野田組し易し」と思っている証左だ。
④首相は、交渉で「守るべきものは守る、勝ちとるべきものは勝ちとる」と言うが、公的医療保険制度以外、何を守るのか明瞭でない。コメはどうするのか、その他はどうか、交渉ごとだとしても国民にある程度は示して欲しい。
⑤首相は、必要なら撤退する勇気を持つべきだ。民主的な手続きを踏み、国民の支持と国際的な理解があれば米国も納得する。ただし代わるべき戦略は必要となる。

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