片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.09.30

614号 予算委(9月29日)での私の質問

929日の予算委・基本的質疑2日目に、わが会派を代表し質問に立ちました。野田内閣に対する最初の本格的な論戦です。その主要部分の再録は次のとおりです。

 私は、まず野田内閣の政治姿勢につき、①野田内閣成立直後の支持率は歴代内閣の中でも高いが、その理由をどう思うか、②前2代の鳩山、菅両政権とどこが違い、どこを違えようとしているのか、③小沢氏問題はノーサイドにすべきでなく、党代表として説明責任を果たすよう説得すべきだと思うがどうか、④誤った政治主導は修正されるべきだとしても、現状は形を変えた官僚主導、とくに財務省主導となり「直勝内閣」と揶揄されていることをどう思うか、と問いました。

 次に、復興増税問題について、⑤1次補正と2次補正の執行状況如何、3次補正にプラスアルファを考えれば、最終的に復興増税はどの位となるのか、⑥復興事業の財源は復興債で、通常の国債と同じ、かつ、国と地方の累積債務は900兆円に達するのに、復興債だけ特別に債還財源を手当てすることは、バランスを欠くのではないか、⑦現下の経済状況からみて増税回避に最大限の努力をすべきは当然、時間をかけて、歳出削減や税外収入増等を図るために、この時点で償還財源の結論を出す必要はないと思うがどうか、⑧どうしても増税なら、45年後に段階的に10%に引き上げることとしている消費税の前半部分、例えば3%を充てれば1年半で復興財源は出る、現在の帳尻合わせの増収メニューは不要となる、と追及しました。

 その他では、⑨所信表明では一行しか地域主権改革について触れていないが、本当に推進の熱意はあるのか、⑩TPP参加については国民的議論が必要だが、その前提として国民への情報開示を徹底すべきだ、と付け加えました。

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