片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.08.29

トラさん日記2011.8.28

○ 本日は晴れ、後曇り。朝夕は秋めいて涼しくなって来ましたが、日中の暑さは余り変わりません。日曜日に、久し振りにゆっくりさせてもらいました。

 民主党代表選は、告示後2日目、明日が投票日ですから、メディアは大騒ぎです。本日のTVの相当部分は代表選にジャックされ、新聞紙面も似たようなものでした。しかし、国民の反応は、首相の短期交代が日常化しているからか、もう一つ盛り上がらないようです。

5人の候補者は、お気に入りのフレーズや言い回しを多用しながら他候補との差別化に懸命ですが、そんなに大きな差があるとは私は感じませんでした。復興財源の臨時増税は野田氏、自公との大連立は前原氏、小沢氏への処分見直しは海江田氏が、それぞれ積極的なのが目立つ程度です。鳩山、菅政権が短命に終わったことへの反省が殆んどないのが、私には不満です。

○ それにしても、政権交代して2年、首相(代表)交代はこれで3人目、看板政策を含めマニフェストも大幅修正となれば政権の正統性について改めて考えてみる必要があると私は思います。菅首相は、一度総選挙で政権を得れば、任期の4年間は、与党は何をやってもよいのだという考えのようですが、それには賛同できません。この考え方には、法治国家、議会制民主主義から、2院制、議院内閣制までの否認につながる恐れがあるからです。私は、国会を中心に、政府と与野党が手順手続を踏み、熟議をこらし、より良き合意形成を図って行く努力こそが求められると考えています。

 5人の候補者全員は、早期の解散・総選挙を否定しましたけれども、今や求められるのは大連立やパーシャル連合でなく、政権の正統性の回復かも知れません。

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