片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.07.08

591号 予算委・集中審議(7月7日)での私の質問

77日、延長国会での審議再開のスタートとして予算委員会(集中審議)が開かれました。集中審議ですから、政府側出席者は首相と財務相プラス要求大臣、テーマは「懸案事項」で、TV入りの6時間コースです。

私は、午後4時半過ぎから、15分間質問に立ちましたので、大要を再録します。①就任9日目だった松本復興相が被災地での放言で引責辞任したことは、まことに遺憾だ、首相は任命責任をどうとるのか。そして、もう一つの任命責任は、震災が起こってわれわれが直ちに要請した専任の責任大臣を置くことなく、中途半端な形で108日も経過、このため復旧、復興が遅れ、混乱した、この責任をどう考えるか。②松本氏は首相の6月末退陣の主張者だった、今回の事件は首相へ抗議する自爆テロだという見方があるが、これをどう考えるか。

次に、③首相の続投意欲は判るものの、世論調査等の国民の意識とは相当に隔たりがある、首相の即時ないし8月末の退陣を求める意見は7割以上、また、非常時であるのに内閣支持率は低下、国民はしびれを切らしたのではないか、と思う。

さらに、④首相が退陣のメドとする3案件を「自分のときに、自分の手で」成立させたい気持は判るけれども、重要なものならば自分にこだわらず、スムーズな成立を図るべきだ。これまでの経緯から、首相の存在こそが3案件成立の障害だという意見も多い。「身を捨てて」与野党の協力を仰ぐ決断をすべきでないか。

最後に、⑤原発再稼働問題が、首相の場当たりな指示で揺れている。今迄の路線が何時変わったのか、何故この時期に指示か、今後どうなるのか。関係者の信を失って、今後の原子力行政は進まないと考えるがどうか等と申し上げた次第です。

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