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2011.05.27
579号 NHKの決算審査(5月26日)での私の意見
5月26日午後、総務委で平成20年度、21年度のNHK決算の審査を行いました。審査の結果、決算は全会一致で承認、私も質問に立ち、大要、次のように申し上げました。①松本新会長は就任して4か月、公共放送としてのNHKの現状をどのように認識し、民放との役割分担、住み分けは現状で十分と考えているか。
② 公共放送とは、特別の法的規制や優遇を受けつつ、公共の福祉のために、全国あまねく、豊かで良い番組を提供するものとされているが、果たして、その期待に過去及び現在において応えていると考えるか。
③ 公共放送ならば、役職員は公務員的でなければならず、内部的にもそういう規律となっている。にもかかわらず、大小を含めて役職員の不祥事が後を絶たず、NHKへの信頼が揺らいでいる。どういう反省をし、今後どう取組む決意か。
④ 公共放送であるため、NHKには受信料制度がある、しかし、受信料は未納が多く、近年収納率が上がっているけれども、なお25%以上の未納がある。しかも、未納者が固定化していると思われる。未納を少なくすれば、懸案の受信料の引下げも可能であるし、財政的にもゆとりが出る。抜本策を聞きたい。
⑤ 国際放送はここ数年予算も増え、対象も120か国、1億3655万世帯と拡大してきたが、まだまだ不十分と考える。主要国を含めてバラつきがあり、中国、韓国に比べても遅れをとっている。予算等の大幅な拡充を望む。
⑥ 大震災の被災地は、これから本格的な復興に入る。各被災地における復興ぶりを丁寧に紹介し、被災民を元気づけるとともに、それを全国と世界に発信し、風評被害を一掃、わが国と被災地のイメージアップを図って貰いたい。
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