片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.05.24

578号 予算委・集中審議(5月20日)での私の質問

520日、参院予算委の集中審議(TV中継)が「東日本大震災・原発事故等」をテーマに開かれ、私も何回目かの質問に立ちました。参院では、予算委で平成23年度当初予算案の審議に入ってまもなく大震災が発生、政治休戦で審議を中断し、急ぎ予算案を成立させましたので、そのいわば積み残しとして週一回集中審議その他の形で審議を行っているわけです。

私は、委員派遣で訪れた宮城県の石巻市、女川町の被災状況を踏まえながら、次のような質問をしました。①復旧は、関係者の懸命の努力で進んでいるけれども、ガレキの処理、仮設住宅の建設、地盤沈下対策など遅々とした感じは免れない。政府、国会が先頭に立ち全国民的支援を続けなければならないが、会期末(622日)で国会を閉めようという動きがある、これには断固、反対だ。

②その理由として、本格復興のための第二次補正予算案の策定が遅れることを挙げているが、復興構想会議のビジョンづくりや社会保障と税の一体改革案のまとめを待たず、二次補正案策定の工夫をすべきであるし、できると考える。

③民主党政権への懸念は、権力の認識や行使に対し、謙虚さ、節度がないことだ、それが愚かな政治主導となり、大震災対応における諸々の不手際、スピード感の欠如、人事、組織の混乱、国政の停滞、迷走へとつながっている、猛省を促したい。

④菅首相の国会内閣制なる発想の背景に、政権をとれば4年間独裁が許され、何をやってもよいという考えがあるようだ。それでは「ねじれ」は解消しない、ポピュリズム優先でなく、手順を盡くし、熟議をこらし、合意形成の努力をしないと難局は打開できない。心を持って、身を捨てることを重ねて要請する。

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