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2011.04.12
566号 テレ朝「TVタックル」での私の主張
4月11日、何か月ぶりかに、「ビートたけしのTVタックル」に出演しました。春の3時間スペシャル第2部という番組で、午後8時30分から9時48分まででしたが、出演者がコメンテーター4人に各党代表9人、そのうえ東国原氏ですから、時間が足りず、まとまりのないのは何時もと同じです。
テーマは、東京都知事選、地域政党と減税、菅政権の危機管理、大連立騒動と盛沢山ですが、それぞれが勝手に発言するのを認める進行ですから、面白くはあっても、やはりワイワイガヤガヤの大雑談風となります。
私が主張した点は、以下のとおりです。① 東京都知事選につき、平沼代表の話では、石原知事は100mの全力疾走ができなくなったので出ないと言ったようで、本人は本当にやめる気だったと思う。しかし、世論調査の結果や周囲の勧めにギリギリで翻意し、効率よく4選できたのはご同慶の至りだ。
② 東国原氏は、最初から都知事選の2位狙いだったとは思わないけれども、宮崎県知事を一期だけで放棄し、東京都知事になりたいというのは納得できない。説明にもう一つ迫力と説得力がないのも、今回の敗因に入るのではないか。
③ 河村名古屋市長の言う減税は持論としても、ポピュリズムの臭いがする。市に膨大な借金があることや地方交付税等の国の援助を受けていることからみて、減税優先には無理がある。首長が減税競争に走れば国も地方も財政は破綻する。
④ 東日本大震災の復旧、復興はこれからが本番となる。現在の体制を抜本的に改め、1~2人に権限と情報を集中し、補佐のスタッフ組織を充実、併せて所管省庁をフル回転させる仕組を確立しなければ、実効は上がらないだろう。
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