片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.04.08

565号 統一地方選での私の演説

統一地方選の前半の投票日である410日が迫り、全国各地で激戦が続いています。大震災による自粛ムードの中の選挙戦ですが、さすがに、このところ盛上って来たことを感じます。私も地元岡山を中心に、わが党推薦候補や昨年参院選でお世話になった候補の応援に走り、以下のようなことを訴えています。

① 大震災下の今回の選挙は考えてみれば特別の意義があり、地方自治にとって必須の危機管理、地域防災のあり方、震災に強い街づくり、原発立地と安全確保等につき、改めて十分な国民的論議をする機会を得たことは幸いだった。

② 政治、行政の原点は、国民(住民) の安全、安心を確保し、その生命と生活を守ることにあるが、それが果せなかった。わが国の科学技術は官民とも世界屈指でありながら、原発安全神話が瓦壊した。「想定外」とか「千年に1度」とかは、単なる言いわけに過ぎない、政治家を始めすべての関係者は猛省すべきだと思う。

③ もともと、わが国は地震国で、世界の陸地面積の0.1%しかないにかかわらず、世界の地震発生の10(大きな地震に限れば20)のシェアを持ち、東海・南海・東南海地震や首都直下型地震も、今後30年間に78割の確率で発生すると予測されている。今回の大震災の復旧復興に全力を挙げつつも、震災上、「備えあれば憂いなし」を全国的に徹底しなければならない。

④ 原発は、わが国の事情から、クリーンエネルギーをできるだけ拡大するとしても、今後とも必要不可欠だ。今回の教訓として、事故の際に、「止める」「冷やす」「閉じ込める」を完全に行えれば(それが難しいが)、安全が保持できることは証明された。わが国の総力を挙げて、万全の対策を確立し、世界の模範となるべきだ。

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