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2011.03.14
558号 NHK・日曜討論での私の主張
3月13日に、NHK・日曜討論に出演しました。予算案等の国会審議が大詰めで与野党激突の日曜討論になる筈でしたが、ご承知のように11日午後、東北関東大震災が発生、当然ながらそれへの対応がメインテーマとなる番組に変わりました。各党は主として政調会長級が出席、参院議員は私を含めて3名でした。
第1部は、枝野官房長官が政府の対応を15分間話し、第2部は与野党の討論45分間となりました。私は、大要次のとおり述べました。
①国難ともいうべき大震災の対応を与野党一致で行うことは大賛成である、早急に求められる救援、復旧等の予算措置には当面予備費を充て、その後本年度補正か来年度補正で本格的に予算対応をする必要がある。しかし、当初予算案の扱いが不明のなか、まず暫定予算を組んだ後、与野党で調整するという方法もあるのではないか。
②今、最優先で行うべきことは、安否確認・人命救助、ライフラインの確保、原発を含め2次災害の防止であり、とくに国民の関心の強い原発対策には万全を期すべきで、それには政府による丁寧で誠実な情報開示がどうしても必要である。
③また、原発については、事業者及び政府は伝統的に秘密主義で、住民はもとより地方自治体や消防機関等にも全てを告知したがらない風がある。地元の全面的な参加と協力なくして非常時の対応はできないと考える。
④野党は来年度予算案に反対であるうえに、参院が持つ30日間の審議権は最大限尊重されなければならないが、しかし今回の災害対策予算は速やかに成立させたいという3つの要件を充たす国会運営を、与野党で早急に合意すべきである、と申し上げた次第です。s
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