メールマガジン
2011.03.08
556号 参院予算委での代表質問
3月7日、参院予算委の第2日目に、私は「立ちあがれ日本・新党改革」を代表して、質問に立ちました。持時間は片道12分、答弁を含めた往復で30分です。
私は、まず、前原外相の辞任について、菅首相が強く慰留したことは問題であり、民主党は代表経験者の小沢、鳩山両氏に続いて前原氏までも「政治とカネ」でつまづいたことはまことに遺憾の極みで、この件につき前原氏及び民主党には、十分な説明責任を果たしてもらいたいと注文しました。
次に、私は、昨年8月参院選後の臨時国会で首相に対し、これで衆参の完全な「ねじれ国会」になったが、このことをマイナスとするだけでなく、皆で与野党協議と合意形成の新しいルールと仕組みを作り上げるならば、あるべき二院制と成熟した議会制民主主義への大きな前進になると述べ、首相も賛同した筈である、あの時点で予算関連法案が成立しない今日の事態は十分に想定されながら、首相らは、あれから8ヶ月間、実のある何の努力もしていないのでないか、と質問しました。
私の見るところ、社民党、たちあがれ日本に連立を打診し、国会答弁や党首討論で野党に協議を「ことば」で呼びかけただけでそれ以上の努力はなく、果たして予算関連法案は通る見通しがあるのか、もし通らずに予算がスムーズに執行できないとき、その責任をどうとるのか、解散か、辞任か、その他かと迫りました。
また、「強い経済、強い財政、強い社会保障」の一体とした実現を打出しながら、社会保障と税の一体改革という増税路線に転じたのは、マニフェストの破綻と財政のパンクからで、その総括、反省がなければ一体改革は成功しないと指摘しました。
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