片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.03.29

562号 参院予算委における反対討論

329日の参院・予算委で、採決の前提として締めくくり総括質疑が行われ、会派を代表して私が質問に立ち、引き続いて行われた討論で、また、次のように述べました。予算案3案は、参院では野党がすべて反対し否決されましたが、憲法の規定で衆院の議決(可決)が優越し、成立しました。

「たちあがれ日本・新党改革を代表して、平成23年度予算案3案に反対の立場から討論を行います。

そもそも、この予算案は、選挙時の民主党マニフェストに呪縛されたものであります。安定的な財源手当のないまま、子ども手当、高速道路無料化など、いわゆるバラマキ4K等を中途半端に予算化する一方、経済成長戦略や財政再建にさしたる配慮もなく、2か年連続で税収をはるかに超える国債発行を行い、多額の埋蔵金を投入した欠陥予算であることが反対理由の第一であります。

 また、今回の東北関東大震災という『国難』に直面しながら、その対応に、もう一つ真摯さがみられません。私どもは、この際、直ちにこの予算案を撤回ないし凍結し、当面の震災緊急対策を中心とした与野党合意の暫定予算をまず成立させ、その後、本格的な復興施策を盛込んだ、各般の特別立法と合わせての本予算案の提出を期待しましたが、それも果たされず、出した以上、遮二無二、この予算案を通そうとする政府・与党の姿勢が第二の反対理由であります。

民主党政権の姿勢は、この非常時においても、国民生活や国民の安心・安全よりも『マニフェスト第一』『パフォーマンス第二』であると断ぜざるを得ません。財政の破綻を招き、国民を苦しめる平成23年度予算案3案に断固反対であることを強調して、私の討論と致します。」

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