メールマガジン
2010.11.12
523号 参院総務委での私の質問
11月11日の午前10時から、参院総務委が2時間半コースで開会され、前回に引続き総務大臣等に対する一般質問が行われました。私の質問順はラストで、少々待ちくたびれながら、午後0時25分から40分まで、15分間、質問しました。
質問内容は以下のとおりです。①第一に、過日の予算委集中審議で私は菅首相に対し、国家公務員人件費2割カットのため人事院勧告を越える給与切下げを行うと打出した以上断固やるべきだと迫りましたが、結果は予想通り人勧通りとなりました。言い訳のように、来年の通常国会で労使交渉の仕組みをつくる法案を出すとか、さらなる引下げの措置をとる法案を順次出すなど、できそうにないことを平気で言っていることに対し、有言不実行の最たるものだと厳しく批判しました。
②次は、宝くじ問題について、この件は事業仕分けで大きく採り上げられ、再仕分けの対象にもなっています。売上げは約1兆円、当せん金として約4,500億円、地方への収益金約4,000億円、売りさばき手数料等約760億円などは良いとしても、その他の経費、とくに普及宣伝費に関しては、ガバナンスが弱く、カネの流れが極めて複雑で判りにくく、非効率で効果も定かでありません。私は宝くじを愛しているだけに、その抜本的改革の必要性を強調した次第です。
また、③法人税率を引下げる代わりに課税ベースを拡大する増税案が目白押しのようで、それでは減税の意味がないこと、さらに、地方税である法人住民税の減税補填と法人事業税への影響遮断を図るとともに、④子ども手当については、本年度児童手当の継続として残されている地方負担を打切るよう、要請しました。
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