メールマガジン
2010.09.03
503号 「ねじれ国会」と「たちあがれ日本」
私は、7月11日の参院選に、「たちあがれ日本」公認で比例代表に出馬し、当選させて頂き、3年ぶりに国政復帰を果たしました。公認決定が5月26日ですから、投票日まで1か月半、全くの短期決戦でしたが、平沼代表、与謝野共同代表を始めとする党のご支援と全立候補者の獲得票を通じてのご協力によって、当選圏に押し上げて頂き、私に、貴重な「たちあがれ日本」の1議席をお与え賜りましたことは、まことに有難く、厚くお礼を申し上げます。
この参院選で民主党は大敗して、参院における議席数は与党110、野党132と逆転し、衆参、完全な「ねじれ国会」となりました。与党は衆院で3分の2の議席は持ちませんから、衆参の異なる議決はそのまま調整不可能で、政府・与党は極めてきびしい国会運営、政権運営を迫られることとなりました。
私は、参院選後の臨時国会の参院予算委で、8月5日午後、代表質問に立たせて頂きました。短い時間で数点質問した一つが「ねじれ国会」のあり方で、これをマイナスイメージでなく、有用なものにするためには、「ねじれ国会」を与野党の真摯な政策協議、合意形成の場に仕立てることができるかどうか、まさに与野党の器量が問われていると申し上げました。
いずれにせよ、「ねじれ国会」を2院制と議会制民主主義の成熟の大きなステップにするとともに、近々に予想される政策本位の政界再編の強い引き金にしなければなりません。「たちあがれ日本」は、与野党協議の主導力となり、政界再編の起爆剤になることに、その使命があると私は確信しております。
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