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2010.08.06
495号 私の予算委代表質問について
参予算委2日目の8月5日、午後4時頃から約25分間、現在、私が所属する「たちあがれ日本・新党改革」という会派を代表して質問をしました。代表質問には、菅首相以下全大臣が出席し、NHKのTV中継が入ります。
質問の冒頭で私は、3年前までは若い頃からこの部屋で理事や委員長を務め、何度も質問もして来た私には古巣のようなところだが、今回はまさに3年ぶりで、風景も変わりいささかの感懐もあるけれどもと述べましたが、率直な感想です。
質問は次の3点です。① 「ねじれ国会」はマイナスイメージで捉えるのでなく、2院制や議会制民主主義のあり方からすれば、よい「ねじれ」は、むしろ歓迎すべきだが、それには当然に与野党の器量が問われる。昨年までの自公政権時代に、民主党が政権を追いつめるため、参院で否決を重ねて国政を混乱、停滞させたことにつき反省、総括をしない限り、今回、野党の協力を得ることは難しいと思うがどうか。
② 民主党マニフェストは問題点が多く、着手したばかりと未着手が約5割、実施としていても中途半端、できないもの、すべきでないものも含まれており、また、公正な評価の仕組みがなく、できないときや失敗したときの責任のとり方も定かでない。これからの予算編成との関係も判らないが、今後マニフェストをどうするのか。
③ 財政再建を本気でするには、消費税増税は避けて通れない、一連の首相の発言は、ぶれて後退し及び腰となっている。内容、時期などは政府税調や党に任せるとしても増税という基本姿勢を毅然として打ち出し、国民の納得を得る努力を真剣に行わなければ、歴史の評価に耐えることはできないと思うがどうか。
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