片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2010.06.21

486号 東京での街頭演説について

 岡山県での街頭演説に加えて、619日には、東京の池袋東口で街頭演説を行いました。多くの聴衆に足を止めてもらい、手ごたえを感じました。

 私は、まず、520日までは自民党員であり、かっては党では参院自民党幹事長に、内閣では総務大臣、郵政大臣などを務めたことを述べた後、今回、色んな経緯の中で、同じ志と憂いを持つ平沼先生、与謝野先生らの「たちあがれ日本」に参加し、この国の政治を正し、この国を救うことを決意したと申し上げました。

 今回の参院選の目標は、民主党の単独過半数獲得を阻止することに尽きます。衆院のうえに参院まで民主党に制圧されれば、強権的な政権運営となり政治は偏向、やがては日本沈没となります。これだけは避けなければならないものの、鳩山・菅氏の交代で支持率はV字型に回復しました。日本人の忘っぽさ、人の良さを改めて思います。

 菅首相は先だって消費税率10%への引き上げに言及しました。消費税をタブーとした前任者よりは進歩ですが、自民党案を参考にとは余分の言い方ですし、超党派で決めたいというのは政権与党の責任放棄です。10%の根拠も明らかにする必要があります。

 沖縄普天間基地移設問題について、菅首相は閣僚時代にも何の発言もしていませんし、首相になってからも通り一遍の発言で、8月中決着の意欲がいささかも感じられません。何よりも、外交・安全保障の基本的スタンスが不明なのが、不安です。

 さらに、民主党の得意とする年金、医療も、新政権成立後、見るべき動きがなく、担当大臣の影も段々薄くなっています。いずれにせよ、民主党に政権担当能力がない以上一刻も早く退陣してもらうに如かずで、その第一歩をこの参院選にしたいものです。

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