片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2010.06.18

485号 参院選、事実上のスタート

 通常国会は法定の会期通り、16日に閉幕し、与野党は第22回参院選に

向けて選挙戦の事実上のスタートを切りました。政権交代後初の国政選挙

で、鳩山前政権を含め民主党政権9か月の是非が問われることになります。

 菅首相は、「脱小沢」の新体制が支持率をV字型に回復したので、その

勢いで過半数を確保し、政権基盤を固め長期政権を狙う構えです。自民党

は与党勝利を阻止し、反転攻勢、政権奪還の足がかりを築きたいとして

います。また、みんなの党、たちあがれ日本など「第三極」が波乱を起こす

ことができるのか、注目されます。

 参院は定数242で半数121が改選です。民主、国民新の与党が過半数を

維持するには、今回57議席を得ることが必要で、首相が民主党の勝敗ライン

としたのは、今回改選される現有の54議席です。谷垣自民党総裁はそれを

40議席台とする一方、与党を過半数割れに追い込めなかった場合は、総裁

を辞任すると表明しました。

 民主党の参院選マニフェストの核心は、次のようです。①消費税率引き

上げを含めた税制の抜本改革について、早期に結論を得ることをめざして、

超党派での協議を開始する、②米軍普天間飛行場問題では、沖縄・辺野

古崎移設に関する日米合意の履行とともに、沖縄の負担軽減に全力を

尽くす、③子ども手当は、現行の13千円から上積みする、上積み分は

地域の実情に応じて、現物サービスにも代えられるようにする、などです。

 さて、国民は711日にどういう審判を下だすのでしょうか、乞うご期待です。

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