片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2010.01.19

443号 通常国会開幕、与野党激突へ

 政権交代後、初めての通常国会が、18日に召集されました。政府はマニフェストの主要政策を実現する予算案や関連法案を提出し、早期成立をめざす一方、野党は、「政治とカネ」の問題などを徹底的に追及する方針で、与野党激突の展開となることは必至です。

 会期は616日までの150日間、7月には参院選があるため会期の大幅延長は困難で、政府与党は当然ながら審議を急ぐ考えです。まず、本年度第2次補正予算を1月中に成立させ、その後直ちに施政方針演説など政府4演説と各党代表質問を行い、2月始めに来年度予算案の審議入り、年度内成立を図るというものです。そして、景気回復とマニフェスト実現で、参院選に向けた実績をアピールしようとしています。

 自民党など野党は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る問題や鳩山首相の偽装献金問題を徹底的に究明する方針で、予算委での集中審議のほか、小沢氏や元秘書、首相の実母らの参考人招致を求め一歩も退かない構えです。与党は、それを拒否し、与野党対立が激化することは確実で、予算審議の行方は予断を許しません。

 その他にも、デフレ脱却に向けた成長戦略、当面の円高株安対策、来年度予算案で過去最大となった新規国債発行額、子ども手当など主要政策の財源措置、沖縄普天間基地移設問題の混迷と日米同盟のあり方等、論点は山積みです。

 いずれにせよ、国民注視のこの通常国会において、国民の諸々の懸念と疑問を徹底的に解明、解消されることを強く望んでいます。

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