片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2010.01.12

441号 政治とカネの問題について

小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる資金調達につき、検察庁の事情聴取などが報道され、大きな話題となっています。それにつき民主党の渡部氏が先日、TV番組で、「(政治家が)お金に困って土地を売ったという話はずいぶん聞くが、政治資金で土地をお買いになったという話は生まれて初めて聞いた」と述べましたが、国民の多くの率直な気持です。

某大手新聞の全国世論調査によると、鳩山首相が政権運営で指揮力を発揮して来たと答えた人は18%にとどまり、そうは思わないが73%を占めています。政府与党で最も影響力のある人のトップは、当然に小沢氏が68%で、第2位の鳩山氏は僅か10%です。これまた、国民はこの政権は小沢氏の独裁体制下であることをよく知っています。

そして、その小沢氏が自らに係るカネの問題で、説明責任を果たしていないと思う人は91%という圧倒的な数字です。野党である自民党は18日召集の通常国会で、鳩山氏の偽装献金問題と併せて、この件を徹底追及する構えですし、与党である福島社民党党首も、小沢氏の国会での参考人招致はあらゆる可能性があると思うと述べています。国民のモヤモヤを吹きとばすためにも、是非とも、徹底的に解明して欲しいものです。

この世論調査で、もう一つ注目すべきは、内閣支持率がほぼ横ばいとなり、政党支持率では、自民党が16%と過去最低になったことです。マス・メディアの関心が政府与党に集中し、かつ新政権発足後まだ4ヶ月で国民の期待がなお残っているということでしょうが、野党には、攻める材料が山のようにあります。

小さくなった自民党はまずまとまること、そして、自からの政策を打ち出しつつ、政治とカネ、基地問題、経済財政政策などにつき、国会で堂々と、しかも判り易い論戦を躊躇なく挑むことです。

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