片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2010.01.08

440号 日本消防協会・防火協会の課題について

16日は、事実上、日本消防協会及び日本防火協会の会長としての仕事始めでした。午前9時半の東京消防出初式から始まり、午前11時半から消防専門紙との新春記者会見、懇親パーティ、午後3時から全国消防機器協会・新春賀詞交歓会、午後5時からは日本消防協会・防火協会職員への年頭挨拶、年始交歓会と続きました。

私なりに昨年の成果について考えれば、まず、7月、チェコ・オストラバで開催されたヨーロッパ青少年消防オリンピックへの参加です。日本代表として4つの少年消防クラブのメンバーを派遣したところ、チームが速成にもかかわらず、まずまずの成績を残し、面目を施しました。私も現地に行き、主催者のCTIF・エッガー総裁らとも会見、交流を深めました。

 また、11月には、韓国の消防安全協会と友好協定を締結し、中国消防協会も含めた3か国協議も併せて開催、今後とも相互に消防交流を進めることを確認しました。中国とは既に25年の交流の歴史がありますが、これに韓国が加わることにより、3か国はもとより、アジア地域全体の消防防災体制の強化につながるものと確信します。

 本年の主な取組みは、①第一に消防団員の確保に引続き努力することが最大の課題で、現在の888662人の団員をこれ以上減少させることなく、反転増加に向かわせること、②次に、5000団体、43万人参加の少年消防クラブを活性化させるため、その推進組織を設けるとともに、モデルクラブを選定し、支援すること、③2年に1回開催の全国消防操法大会を本年11月、愛知県蒲郡市で開催し、地域の特色を生かした大会とすること-などです。関係の皆様のご支援ご協力を、衷心よりお願いします。

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