片山とらのすけ

おおさか維新の会
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2009.08.13

トラさん日記2009.8.12

　本日は、曇り時々晴れでした。午前7時30分発のANA便で帰京、事務所で来客と面談。

　午前10時45分から、日比谷野外音楽堂で開かれている「日米FTA撤回阻止緊急国民集会」という長い名前の会合に、全国農業会議所役員として出席。この問題は、民主党が総選挙のマニフェストに、「日米FTAの締結」と書いたことに始ります。締結されれば、米国からの輸入総額に占める農林水産品のシェアは27％で第1位ですから、到底、農産品等がFTAの例外扱いにされる筈はなく、締結されれば関税が撤廃された米国の安い農産品等が洪水のように輸入され、日本農業は崩壊することは必至でしょう。しかも、オーストラリア、カナダなどからも同等の扱いが求められ、すべての輸出国に対する、すべての農産物関税の撤廃につながる恐れがあります。その結果、国内農業生産は約3.6兆円、GDPは約9兆円減少し、食料自給率は現在の41％から12％に低下すると試算されています。

　マニフェスト発表後、農林水産業団体を始めとする関係方面の猛反発を受け、民主党は、マニフェストを改定、「締結」を「交渉の促進」に直し、国内農業等への配慮も付け加えましたが、それでも関係者の怒りは治まらず、今回の開催となりました。全国から集った農林水産業の代表者約800の気勢は、決意表明、大会宣言挨拶、ガンバロー三唱で大いに盛り上がりました。

午後6時から、先だっての海外旅行の関係者による反省会を開催。旅行のアルバムを見ながら、良いこと、悪いことの諸々を思い出しつつ、お好み焼を食べて歓談した次第です。

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