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2009.03.17
355号 高速道路割引、いよいよスタート
国土交通省と高速道路各社は、3月13日、政府の追加景気対策に盛込まれた自動車料金収受システム(ETC)の利用を条件とした高速道路料金値下げの詳細な内容を正式発表しました。乗用車と二輪車を対象に、休日(土、日、祝日)に上限千円とする割引は、本四連絡橋で3連休初日の3月20日から、地方圏の一般高速道路での上限千円割引は28日に開始します。なお、当初1か月間だけは大都市圏通過は「二重払い」となります。
23日からは平日の本四連絡橋が時間帯に応じ3~5割引き、28日からは大都市圏で休日(首都高速は土曜日を除く)の3割引きが導入されます。30日からは地方圏の路線も平日は全車種が終日3~5割引き、ただし、午前6時~午後8時は走行距離が100キロ以内の場合に限り、割引が適用されますが、7月からは100キロを超えても100キロ分は割引かれます。
この割引は、高速道路会社の減収を穴埋めするため5千憶円の国費を投じて、平成23年3月末までの約2年間実施されます。ただ、料金体系が複雑で、利用者が混乱する恐れがありますし、スタート当初は休日など大混雑、大渋滞も予想され、その対策も十分なのかどうか危ぶまれています。しかし、実行する以上、利用者に喜ばれ、物流上も経済上も大きな成果が出るようにして欲しいものです。
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