片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.12.09

第328号 内閣支持率半減へ

128日(月)の朝刊は、衝撃的でした。各社調査で軒並みに内閣支持率が前回より半減したと大きく報じられたからです。読売新聞21%、朝日新聞22%、共同通信25%まで支持率が落ち込み、不支持率は大幅に跳ね上がりました。麻生総理の拠りどころだった、民主党小沢代表とどちらが総理にふさわしいかで2倍半以上高かった数字も逆転、始めて下位となりました。麻生内閣の支持率は危険水域とされる3割を割り込み、福田内閣末期よりも低い水準で、求心力低下は避けられないと囁かれています。内閣を支持しない理由は、政策に期待できないが最も多いものの、同じ位、総理の資質が問題としています。確かに1128日の党首討論の麻生総理は期待を裏切るものでした。総理を支える政府、与党、官邸の対応にも、厳しい批判が集中しています。さらに、政党支持率でも自民は民主に逆転され、比例選での投票先でも大差をつけられるという深刻な事態です。

もうこうなると、麻生政権は開き直るしか、途はないでしょう。第一に、麻生総理は、これまでの言動を反省して過信をつつしみ、持味は出しながらも、慎重に、しかし確固としたリーダーシップを発揮することです。第二に、政府・与党は一体となって、第2次補正予算案、来年度当初予算案などで、国民に評価される景気対策、雇用対策を打ち出し実行することです。これは政府・与党にしかできません。第三には、総理を支えるべき体制、スタッフについて点検、整備する必要があります。しかも、これは急がなければなりません。

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