片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.10.04

310号 解散・総選挙は何時に

 解散・総選挙の日程が不透明となって来て、当初予想された「10月21日告示、11月2日投票」はずれ込むことは確実です。

 本年度補正予算案の審議をめぐる与野党協議が不調で、与党が目指した10月9日の補正予算成立、衆院解散は難しいうえに、中川財務相が10日に米国・ワシントンで開かれるG7に出席することになり、参院審議は14日以降にならざるを得ないからです。

 したがって、解散は早くても10月16日以降で「10月28日告示、11月9日投票」か「11月4日告示、11月16日投票」と想定され、さらに米国発の世界的な金融不安を受けて第2次補正予算を編成・成立させるとすれば、総選挙はもっと先送りされるでしょう。

 麻生首相は、これにはフリーハンドでいたいためか、国会答弁でもぶら下がり会見でも解散には極めて慎重なもの言いに終始し、言質はとられていません。

 さて、選挙の結果については神のみぞ知るでしょうが、かりに与党で過半数を維持しても「ねじれ国会」が解消するわけでなく、3分の2を失うとすれば事態はより深刻となります。しかし、与党の救いは「直近の民意」はわが方にありという錦の御旗を持つとともに、敗けた民主党は代表の交代か、与党との協調路線をとる可能性が強くなることにあります。

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