片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.09.24

307号 自民党総裁に麻生氏

 自民党総裁選は、922日午後、党本部で両院議員総会を開いて投票を行い、麻生幹事長を第23代総裁に選出しました。麻生氏は第1回の投票で351票を獲得、これは全体の67%で、文字通り圧勝でした。とくに、地方票141票の95%に当たる134票を得たことは驚きです。麻生氏が総裁選4度目の挑戦で知名度とキャラが際立っている上に、この1年しっかりと地方を廻ったこと、景気回復優先、そのために財政出動も辞せずと主張したことが広く地方の共感を得たと思われます。第2位は与謝野氏で66票、一定の存在感を示し得たと評価されていますし、小池氏46票、党員の得票数では麻生氏に次いで第2位、石原氏37票、石破氏25票という結果でした。総裁選が多彩な顔ぶれで活発な政策論議が行われたことは、小沢代表の無投票3選で党内論議を封印した民主党よりは、はるかにマシでしたが、早々に麻生氏圧勝と報じられたことや、長丁場でお互いの対立軸が見えにくく、後半低調となり、党員投票率が軒並み低くなったことは気になります。 

 麻生氏は、同日、党役員人事に着手、細田幹事長代理を幹事長に昇格させ、他は再任としました。いずれにせよ、本日午後、首班指名が行われ、麻生新政権は発足します。その前途には、リーマン・ショック、事故米、年金・医療、テロ特措法など、難問山積し、解散風はもう止めても止まらない状況のなかで、来たるべき総選挙は是非とも勝たねばならないという必至の課題を抱えています。

平成20924

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