片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.09.12

304号 総裁選の演説会スタート

 自民党総裁選告示を受け、立候補した麻生氏ら5候補は、911日、東京・永田町の党本部で所見発表演説会を行い、争点となっている経済・財政政策や安全保障政策などで持論を展開し、支持を訴えました。3年連続4度目の挑戦となる麻生氏は、大本命として党内で幅広く支持を固めつつある状況から、前回までと異なり麻生らしさを減らし、慎重・堅実なもの言いに終始したようですが、他の4氏は、麻生氏を追う立場から、それぞれの主張を鮮明にしたと評されています。

 そして、その後、JR渋谷駅前で5人勢揃いの街頭演説を行いました。小雨がばらつく天気でしたが、5千人近くが集まる大盛況で、5候補とも持味を出しつつ熱弁をふるいました。21日までに全国17か所で街頭演説を繰り広げる予定です。 

 このところ各紙が独自の調査のもとに、洪水のように麻生氏圧勝の情報を流して、すでに勝負が付いたような雰囲気をつくっているのは困ったものです。特色ある良い顔ぶれの候補が揃いましたものの、自民党再生のためには、ここで2度にわたる政権投げ出しの反省を含めて、国民の前でオープンに堂々たる政策論議を展開し、それにより党員・党友の支持を集める競争にすべきで、出来レースや消化試合にしてはなりません。総裁選は、これからが正念場で、選ぶ人も選ばれる人も緊張感を持って一層真摯な努力をして欲しいと考えます。

平成20912

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