片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.09.05

302号 自民党総裁選始まる

 福田総理の退陣表明とともに、自民党総裁選は事実上スタートし、すでに麻生幹事長を筆頭に、与謝野、小池、石原3氏が立候補を表明、910日の届出を経て、22日の投票に向かい国会議員票387票、地方票141票、計528票の獲得にシノギを削っています。候補者4人のうち3人が東京都出身というのも珍しく、本格派あり、ビジュアル系あり、仲々の枝ぶりで、華々しく政策論争が行われるとすれば、民主党の代表選が小沢氏の無投票3選となるだけに、自民党のイメージ・アップにつながることは確かでしょう。候補者が出揃ったところで、自民党各派は対応を一斉に協議中ですが、伊吹派が麻生氏支持を決めた(しかし、拘束はなし)だけで、他はまとまらず、自主投票の要望も強く、かつての派閥による「一致結束・箱弁当」は昔の夢です。 

 4人の経済・財政政策にかなりな差違があり、これが選挙戦の焦点になりそうで、私個人は、それはそれで結構なことだと考えています。構造改革の実行と高い成長率維持によって増税を抑えるべきだとする「成長重視派」(上げ潮派)、財政再建をするためには経済成長だけでなく増税もやむなしとする「財政再建派」、景気対策は当面財政出動に頼るべきとする成長路線でも増税路線でもない「積極財政派」に分かれていますが、主張する政策にあいまいな面やダブる面もあり、順序とアクセントが違うだけではという見方もありますが、是非、ここは本格論争にしたいものです。

平成2095

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