片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.08.29

300号 民主党離党組が新党へ

 民主党の小沢代表は、8月28日、9月の党代表選への出馬を表明しましたが、その同じ日に民主党の渡辺議員ら3人が離党届けを提出し、その後、無所属の2議員も参加した新党「改革クラブ」の結成届を東京都選管を通じ総務省に提出、受理されました。

 改革クラブの国会議員は5人、代表には渡辺氏が就任する見通しです。渡辺氏らは離党の理由として、小沢代表と党運営への反発を挙げ、今後も民主党議員に新党への参加を呼び掛けていくようですが、民主党執行部は当面離党届は受理せず、9月21日の党大会後に発足する新執行部に扱いを委ねる方針です。新党は、自民党側の工作も噂され、政府・与党寄りの対応を取ると見られていますが、与党にとって今回の5人だけでは「ねじれ国会」解消には到底足りないものの、新党が受皿となって第2陣以降があるとすれば、状況は大きく変わりますし、この5人によっても民主党主導の国会運営は共産、社民両党がキャスティングボートを握る構図へと修正を迫られると思われます。

 離党組3人を含む5人にはそれぞれの事情と想いがあるでしょうが、いずれにせよ議員の行動は自身の判断と責任によって行われるべきであることは言うまでもなく、その上でその行動については、選ばれた者として選挙民に対し、十分な説明をし理解を得る義務があると考えます。

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