片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.07.05

284号 内閣改造について

 7月7~9日の北海道洞爺湖サミットが近づいて来て、このところ、北海道も東京も厳戒体制に入っていますが、国会は休会中で永田町は閉散、霞ヶ関は人事の季節で、政治ネタが乏しいだけに、サミット後の内閣改造の是非がマスコミを賑わし、とくに、森元総理や前小泉総理の発言は影響力抜群のせいか、大きく取り上げられています。  8月下旬に臨時国会が招集ならば、森元総理が言う「サミットが終って、7月後半から8月のお盆ちょっと前」までが改造のタイムリミットだというのは常識的な線です。  また、小泉前総理の言う「首相の力の源泉は解散権と人事権」にあることは私も同意見ですし、現福田内閣は、昨年9月に安倍改造内閣をほぼ引継いだ「居抜き」ですから、改造によって自前の内閣にして福田カラーを出すことは、いわば悲願の筈ですが、福田総理は一貫して「改造は白紙」という態度は変えていません。  内閣支持率がいくらか持直して来ているものの、まだ低迷状態のままでの改造には躊躇があり、政策課題推進の見通しを立ててという想いがあるのでしょうが、福田政権の反転攻勢のキッカケにし政治の閉塞感を打破するためには、この際リスクを恐れず、思い切った改造を行うことを強くお勧めしたいと考えます。

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