片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.06.29

282号 日中消防定期協議について

 6月24日から7月1日までの予定で中国へ来ています。毎年恒例の日中消防協会の定期協議が主たる用務で、一行は代表団11名に友好使節団(全国各地の消防団長などで編成)15名の計26名です。

 定期協議は、25日午前10時から人民大会堂で開かれ、本年度の両協会の交流行事などは円滑に合意されました。メインである中国研修生5名の受入れについては、本年から長期の基礎研修でなく、即戦力となる短期の専門研修(予防、救助など)ということになりました。

 日本への研修生受入れは20年以上に及び、100名を超える研修経験者が中国各地で中堅幹部となって消防の第一線で活躍していることは頼もしい限りです。

 私は冒頭挨拶で、5月12日発生の四川省の大地震について、衷悼とお見舞いを述べるとともに、今後の復旧復興において我々のできることはすべて協力する覚悟であること、中国においても常時の体制として、常備消防の充実と併せ、日本の消防団のようなボランティア組織を育成する必要があること、アジアの総合防災力強化のため日中がともに努力すべきであることを強調した次第です。

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