片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.05.07

267号 居合道全国大会について

 NPO法人の日本居合道連盟は、古くから毎年5月4日に岡山で理事会と通常総会を開き、翌5月5日に岡山武道館で居合道全国大会を開催しております。今迄、私は祝電だけでしたが、今年は会長として、これらの主催者となりました。

 というのは、以前から前会長の金丸三郎先生から会長就任の要請がありましたが、躊躇していましたところ、昨年8月金丸先生がご逝去され、理事会から重ねてのご推挙で、金丸先生のご遺言とも思い、引受けさせて頂いた次第です。

 総会出席は約180人、会員は関西と九州が二大勢力ですが、ドイツやアメリカにも支部があり、今回も何人かの外人の参加がありました。女性や若い人も思ったより多く、このところ定年退職した団塊の世代の方々の入会が70人あったとのことで、「生涯学習」の観点からも大歓迎です。

 総会とその後の懇親会は、年1度であるだけに、和気あいあいとしたムードながらも盛り上がり、有志の挨拶も、最近の世情を憂い、真の武士道の実現や青少年の健全育成を願うもので、私は好感を持ちました。

 翌日の全国大会は、午前9時半から午後3時過ぎまで、レベルごとに次々と居合の演武が披露されましたが、いずれも動と静が一体となって「真剣で美しく」、私は感動しました。高齢者の方も、演武の際は別人のごとく、背筋が伸び、溌剌と動作をされることは驚きでした。

 5日の午後4時前すべて終了、来年の再会を約して全員帰途につきましたが、私にとってはまことに実りある2日間でした。

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