片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.03.21

254号 国会慣行の見直しを

私は、毎週金曜日午前6時から、ニッポン放送の「お早うGood Day」のコメンテーターを勤めていますが、本3月21日には、パーソナリティの上柳アナから、ガソリン税の暫定税率維持のための租税特別措置法法案が参議院に送られて3週間経つのに審議入りしていないことを採上げた新聞のコラムについて、コメントを求められました。

 国会には、衆参とも国会運営の長い積み重ねのなかから色んな慣行、申し合わせが出来、それがルール化しています。

例えば、定例日(常任委員会は火曜日、木曜日とし、予備日は金曜日)とか、定刻(普通は午前10時)、また、所管閣僚の所信表明を聞き、それの質疑を行わなければ法案審議に入らない(これを「店開き」と言う)等です。

 定例日が週2日など、私は、国会はまるで「週労2日制」だと皮肉っています。通常の場合はともかく、必要があるときは、今が正にそうですが、委員会ごとに話し合い、審議日や審議時間を変えることは、全く自由だし、また、そうしなければ、国会が機能しないことになります。いわんや、政局にするため、慣行をタテにとって実質的な審議引延ばしを図ることは許されません。

 国民注視の暫定税率を含む道路特定財源問題については、早急に所管の委員会でオープンな審議をつくすこと、修正話は与野党政策責任者で真摯に協議を開始することが国民に対する義務だと考えます。

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