片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2008.03.18

253号 政令市3周年の静岡にて

 3月17日(月)午後、静岡市で開かれたSSシティ構想推進協議会総会において、「政令市静岡への期待―がんばれ静岡」というテーマ(これは先方の希望)で講演しました。

 静岡市と清水市が合併したのが平成15年4月1日、政令市に昇格したのが平成17年4月1日ですから、5周年と3周年になります。私事に亘りますが、私は昭和57年4月から2年間、静岡県総務部長を勤め、それ以来多くの方々と知己となり、その豊かな自然や産物にも親しませて頂きました。私自身は「第二のふるさと」と思っています。

 そのうえに、静岡市と清水市の合併が大詰めを迎えた平成14年2月、総務大臣であった私は、清水市で開かれた市民大集会に招かれ、そこで「静岡市と清水市が合併によって政令市を希望し、県も異議がないのならば、人口70万人であっても政令市に指定する」と明言しました。この発言によって流れが変わり、合併へ大きく動き出したことは事実です。

 70万人で政令市となった静岡市は、全国に強いインパクトを与え、その後、堺市、新潟市、浜松市が政令市となり、現在、岡山市、熊本市がそれに続こうとしています。

 私は、政令市静岡への期待として、

①東京と名古屋との間のしっかりとした拠点となり、浜松と競争しながら、県全体を引き上げること、

②都市機能と豊かな自然が共生する新しいタイプの都市をめざすこと、

③コミュニティ、民間団体、NPO、企業等が協働する「奉私奉公型」の地方自治のモデルとなること、

④歴史遺産を生かしつつ、文化とスポーツの興隆を地域の特色とすることを、申し上げた次第です。

ページトップへ