片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2008.02.08

242号 政令指定市について

2月7日(木)午後、熊本市に出かけ、「KABフォーラム2008」に出席、パネリストの一人となりました。司会は田原総一朗氏、メンバーは他に木村フィナシャル代表、田中九州JR会長、幸山熊本市長で、「政令指定都市、そして州都へ」というテーマで、2時間私も色々と発言しましたが、ケンケンガクガク、大変面白く賑やかでした。

今熊本市は、合併特例法の期限までに周辺町村と合併し、政令指定市の人口要件とされる70万人以上をクリアしようと、懸命な取組みをしている最中です。
3年後の九州新幹線・全線開通を前に政令指定市に昇格し、道州制になった場合の州都をも視野に入れようということです。もともと、政令指定市の人口要件は、原則100万人以上でしたが、私が総務大臣の平成13年に、平成の大合併に絡む一定の場合は70万人以上でもやむを得ないとする方針に変更しました。この方針で、静岡市、堺市、新潟市、浜松市が政令指定市に加わり、今や17市となっています。

政令指定市とは、簡単に言えば、福祉、都市計画、道路、教育などにおいて都道府県並みの権限と財源が与えられ、国との関係も都道府県並みになるということです。自己決定、自己責任の幅が拡がるわけで、17市の中で北九州市のみ人口微減ですが、他の市はバラツキはあるものの、いずれも相当な人口増加で、都市としての勢いがあることも事実です。

私は政令指定市になれば直ちにその市がバラ色の発展するわけではないが、発展のチャンスをつかむことは間違いなく、後は、その市の努力次第と言っています。
私の地元の岡山市は、来年度春の政令指定市昇格をめざし、最後の追い込みに入っていますし、70万人引下げの引金となった静岡市は、来月、私をよんで政令指定市となった検証をしようとしています、私もがんばらなければなりません。

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